9-4. 部位特異的変異DNAの作製
https://gyazo.com/c46126ed3d416a19ff66aa9dd02da825
https://gyazo.com/a0492c3ce5178a8191c95c3190f32b8f
次にXで切断後、DNA修復能に欠損のある大腸菌(e.g. BMH71-18mutS株. 野生型だと変異部分が修復されて元に戻りやすい) しかし変異がなく、切断されて線状になったDNAの形質転換効率が環状DNAにくらえて十分低いため、得られるクローンはおおむね変異をもつ
二度の形質転換で目的DNAが80%以上に濃縮される
2) 制限酵素Dpn Iを使う方法
メチル化が正常なdam+菌で増やしたプラスミドと、目的部位の変異プライマーを両鎖で用意し、耐熱性ポリメラーゼを使い、高温でDNA合成を行う https://gyazo.com/a3b741e3a194cd330865efa3aaa514a9
Damメチル化部位でメチル化(単鎖あるいは両鎖)されているDNAはDpn Iで消化されるが、変異DNAはin vitro合成されてメチル基がつかないために消化されず、形質転換後のDNAはほぼ目的のものとなる memo: 段階的欠失体の作製